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「パイナップル巨大迷路」がNo.1?楽園ハワイの“現実迷路”

ドールプランテーション
ドールプランテーション

「パイナップル巨大迷路」がNo.1? 楽園ハワイの“現実迷路”
2025年6月。梅雨の日本を抜け出し、晴れやかな楽園ハワイへ!…と夢見ているあなた。

ちょっと冷静になって。

「2024年 観光客に最も訪れられたハワイのアトラクション TOP10」 その第1位が、なんと──

ドール・プランテーション(Dole Plantation)

……えっ?

ワイキキでも、ダイヤモンドヘッドでもなく?

片道7時間。エコノミー往復20万円。
ホテルは「5つ星」とは名ばかりで、シャワーは水圧弱々、エアコンは騒音マシン。

そこに11%の宿泊税、リゾートフィー、州税まで上乗せ。
そんな苦行の果てに辿り着いたオアフ島で、最も行きたい場所が「パイナップルの巨大迷路」?

しかも入場料は大人1人5,000円。家族4人で2万円。パイナップル・エクスプレス列車は1人10,000円超え。
なのに、肝心のパイナップルはほとんど栽培されていない。

つまり、ハゲた赤土を、のろのろ走る間抜けな列車に乗って眺めるだけ。
記事にはこうある──「子どもも夢中になる巨大迷路」「味覚でも思い出になるスポット」

……って、アイスクリーム1つで1,500円取られて、どんな味が思い出になるというのか。

この記事を書いたライターに言いたい。 

「家族で楽しめるアトラクション」じゃなくて「家族の財布が消耗するアトラクション」と正直に書けと。

ハワイはもはや楽園ではない。物価は日本の倍以上、観光の質は半分以下。

なのに、SNSとガイドブックの甘い言葉に釣られ、何も知らない日本人が“夢”を買わされていく。

帰国後、ぽつりと漏らすのは──
「ハワイ、もういいや」

その言葉が、ハワイの現実を物語っている。

そして今、ハワイNo.1アトラクションが「巨大迷路」──。 
これは象徴だ。

行き先の見えない観光政策。 値上げだけが先行する経済。 
失われた楽園の幻影。

コオリナマリオットホテルの外観
オアフ島の高級ホテル

そんな今のハワイを、これ以上なく正確に表しているのが「迷路」だったとは。
皮肉? いや、これが現実。

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