
ハワイのイミグレーションで毎回、別室送りになる話
ハワイに入国するたびに、憂鬱な気分になる。
理由は、イミグレーションで必ず「別室送り」になるからだ。
ハワイでの前職が影響しているのだろう。
私は25年間ハワイに住み、さまざまな職業を経験してきた。
• キャバクラ
• 日本食レストラン
• ランジェリーパブ
• フードトラック
• ホストクラブ
• ホテトル
• スナック
• オプショナルツアー会社
• 映像制作会社
• 現在はWebマーケティング
こうして並べてみると、確かに私の職歴は異色だ。
アメリカ側の視点から見れば、「不法滞在」「不法就労」「犯罪の温床」と結びつけられるのかもしれない。
14、5年前から突然の変化
それまではスムーズに入国できていたのに、14、5年前から様子が変わった。
パスポートをスキャンする瞬間、それまで笑顔だった入国審査官の表情が曇り、一気に厳しい口調になる。
そして決まり文句のように、「別室でお待ちください」と言われる。
今となっては、ハワイに入るたびにこの流れが当たり前になってしまった。
読者の皆さんが気になるのは、やはり「別室」の中身ではないだろうか?
たしかに、ただの別室送りならまだしも、
実際にはこんな質問が飛んでくる。
- 「なぜこの職に?」
- 「過去に違法な就労はあったか?」
- 「どうして何度もハワイに来るのか?」
- 「今はどこに住んでいる? 誰と?」
所要時間は30分〜1時間。
態度は冷淡で、どこか「疑ってかかる」目線。
ガラス越しの小部屋。
窓もない空間で、携帯の電源も切らされる。
まるで”一時拘留”のような雰囲気だ。
そもそも、なぜこんな職歴に?
話は少し脱線するが、日本でもさまざまな仕事をしてきた。
• 小学校時代:野球で世界大会優勝
• 中学時代:東京都下大会3年連続優勝
• 高校時代:ラグビー全国大会優勝&準優勝
その後、ビジネスの世界に入り、
• コンビニFCオーナー
• ダイビングインストラクター
• スキューバダイビングショップ
• スナック経営
• 銀座クラブ経営
• 六本木キャバクラ経営
振り返ってみると、人生の波が激しすぎる。
バツ7という経歴も加わり、まさに「波乱万丈」という言葉がぴったりだろう。
とはいえ、今の自分がある
ハワイでの経験、日本での経験、どれも無駄ではなかった。
今は 、新たな道を模索している。
それでも、ハワイに入るたびに「また別室か…」とため息が出る。
この状況をどうにかできないものか——。
そんなことを考えながら、
今日もまた、笑顔を引きつらせながら、無機質なドアの向こうへと誘導される。
「もうアメリカに来るな”という無言の圧を感じるが、それでも娘が住むハワイに帰らねばならない。」
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