
62歳、体重102キロ――。
その瞬間、人生を揺さぶる出来事が起きた。脳梗塞。
医者に言われた。「まだ間に合います。生活習慣を改善しなさい」。
あの冷静な言葉を、今でも忘れない。
そこから私は一念発起。
まずはジュース、コーラ、酒を一切絶つ。
甘い飲み物は封印。代わりに選んだのは――「水」。
水、水、水。
それに飽きたら炭酸水、ブラックコーヒー、黒酢の炭酸割り。
もちろん酒なんて論外だ。
そんな時に友人から勧められたのが「水素水」。
「効く」とか「若返る」とか、そういうキャッチコピーは正直どうでもよかった。
私にとっては**“お守り”みたいな存在**になったのだ。

水素水=リハビリのスイッチ
外に出るとき、カバンには必ずペットボトルの水。
その隣に、必ず「水素水」。
甘いものが欲しくなったとき、とんかつが食べたいと思ったとき、
カバンからアルミパックの水素水を取り出して、パキッと開けて飲む。
その瞬間、心の中で自分に言い聞かせる。
「お前はいまリハビリ中なんだ」と。
そうやって自分を律するための小さな儀式。
味は普通の水。でも“普通じゃない水”だった。
結果と代償
2ヶ月足らずで、体重は105キロから82キロへ。
まさか自分でも信じられなかった。
もちろん「水素水」の科学的なエビデンスなんて知らない。
ナチュラリープラスの会員にならないと買えないし、
一本400円と、決して安い買い物ではない。
でも、スターバックスでコーヒーを飲むと思えば…
自分の健康を守るための“投資”だと割り切った。
心のエビデンス
医学的な証拠はなくても、私には“心のエビデンス”がある。
水素水を飲むことで、「いま自分はリハビリ中なんだ」と意識できた。
その意識が、結果につながったのだ。
もし読んでいるあなたが、
「ダイエットしたいけど意思が続かない」
「甘いものの誘惑に勝てない」
そう思っているなら、お守りとしての水素水はアリだと思う。

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