江戸前寿司の煮切り醤油の黄金比

寿司職人が煮切り醤油を手に持って紹介するイラスト
寿司の旨味を引き立てる「煮切り醤油」の作り方を寿司職人が伝授します。

もし、みなさんが江戸前寿司の煮切り醤油を「上品でやさしい味」に仕上げたいなら、ヤマサ絹しょうゆはかなり相性が良いです。

大豆の旨味が豊かで、煮詰めても香りが飛びにくく、寿司以外にも使える万能タイプなのは、キッコーマン 特選丸大豆しょうゆ

逆に、マグロやコハダなど旨味勝負のネタには、コクのある醤油ヒゲタ 本膳しょうゆを選ぶほうがバランスが取れます。

シャリ酢に赤酢を使う人は、ヒゲタ 本膳しょうゆを使うひとがおおいっですね。

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目次

ヒゲタ 本膳しょうゆが選ばれる、理由

  1. 赤酢の酸味とコクに負けない旨味
    • ヒゲタ本膳は熟成感と旨味が強く、赤酢の複雑な風味と調和しやすい。
  2. 赤身マグロの鉄分と香りを引き立てる
    • 赤身特有の香りや旨味を包み込むような丸みがあり、煮切っても香りが残る。
  3. 照りと色の美しさ
    • 煮切り後の色が深く、赤身の鮮やかさをさらに際立たせる。
  4. シャリ酢に赤酢を使っている

🍶 基本の煮切り醤油(寿司職人仕様)

材料(約200ml分)

  • 醤油 … 100ml(例:ヤマサ絹しょうゆ or ヒゲタ本膳)
  • みりん … 100ml
  • 日本酒 … 大さじ1(香り付け)
  • 砂糖 … 小さじ1〜2(好みで)
  • かつお節 … ひとつかみ(風味付け)

作り方

  1. みりんと酒を先に煮切る
    • 小鍋にみりんと酒を入れ、中火でアルコールを飛ばす。
    • 沸騰して1〜2分で香りがまろやかになる。
  2. 醤油を加える
    • 醤油を入れて軽く混ぜ、弱火にする。
  3. 砂糖と旨味を加える
    • 甘めにしたい場合は砂糖をここで加え、よく溶かす。
    • 風味を出したい場合は、かつお節を加えて30秒〜1分煮出す。
  4. こす
    • かつお節を入れた場合は、キッチンペーパーやこし器で濾す。
  5. 冷ます
    • 常温まで冷ましたら清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保存(1週間程度)。

江戸前寿司職人のポイント

  • 煮詰めすぎると塩分が濃くなり、はけ塗りの時に味が強くなりすぎるので火加減は弱め
  • ヤマサ絹しょうゆを使う場合は、砂糖少なめでも甘みが自然に出る。
  • 赤身のマグロやコハダ向けには濃口醤油ベース+みりんや砂糖多め、白身や貝類には絹しょうゆベース+酒多めがおすすめ。
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