【寿司職人おすすめ醤油】健康と美味しさを両立する醤油の選び方|減塩・江戸前寿司にも

寿司職人がおすすめするお醤油を手に持つイラスト
職人がすすめるお醤油は、素材の味を引き立て、寿司の旨味を最大限に活かします。

寿司と醤油は、切っても切れない関係。

寿司職人として長年握ってきて、つくづく思う。

ネタを美味しく食べるために醤油があるのか、
それとも、醤油を引き立てるためにネタがあるのか」

……正直、答えはまだ出ていない(笑)。

だが一つだけ言えるのは、「醤油の選び方ひとつで、寿司の味は劇的に変わる」ということだ。

【寿司職人の告白】寿司はヘルシーに見えて、実はヘルシーじゃない。

ちょっと話がそれるが、数年前、脳梗塞で倒れたことがある。
医者から言われたのは「塩分・糖分・脂肪・炭水化物の取りすぎは命取り」。

そこから2ヶ月、塩・砂糖・脂・炭水化物を完全に絶った。

体重は20kg落ち、再発のリスクも激減。

でもね……寿司のシャリには“砂糖と塩”がガッツリ入ってる。
さらに、食べる時は“醤油”で追い打ちだ。

寿司って、実はかなり生活習慣病の温床になりやすい食べ物なのだ。

醤油を減塩にこだわると、美味しさが死ぬ?

最近は「減塩醤油」もいろいろ出ている。
だが、減塩=味気ない、というイメージがある人も多いのでは?

実は、醤油は「塩分濃度」で大きく5段階に分かれている。

区分塩分濃度(約)特徴
超特選濃口約16%コクと香りが強い、色も濃い
濃口醤油(一般)約16%一番流通している標準的タイプ
薄口醤油約18%色が薄いが塩分は高め、関西で人気
減塩醤油約8~10%味はまろやかだが物足りないと感じる人も
白醤油約17~18%色は淡く、主に煮物向け、寿司には不向き

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目次

寿司職人がすすめる家庭で使える「醤油」3選

以下は、健康と味のバランスを考えて、
私が実際に自宅で使うのにおすすめの醤油です(アフィリエイトリンク付き)。

🥇【キッコーマン いつでも新鮮 減塩しょうゆ】

👉 塩分50%カット。なのにしっかり旨み。持ち運びやすいボトルで出張寿司はこれを使っています。


🥈【ヤマサ 絹しょうゆ】

👉 まろやかな口当たりと芳醇な香り。色もやや薄めなので、ネタの色を邪魔しない。

🥉【ヒゲタ本膳醤油】

👉 減塩ではないが、素材の味を生かすにはこれ。高級な白身魚や貝類に合う。


【まとめ】寿司と醤油、どっちが主役でもいい。でも──。

減塩にこだわるのも大事。
けれど、美味しさを失ったら寿司じゃない。

そのバランスを探るのが、寿司職人の仕事であり、堕天使の試練でもある。

皆さんの食卓に、少しでも「美味しくて、健康的な選択」が増えることを願って。

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