田中将大投手のMLB復帰の可能性は？MLB年金受給資格と日本人受給者を解説！

2024年12月6日

この投稿をInstagramで見る
Masahiro Tanaka(@masahiro_tanaka.official)がシェアした投稿

田中将大投手が再びメジャーリーグに復帰する可能性が浮上しています。

その背景には、「名球会」という日本球界の名誉よりも、MLB年金という現実的なメリットを重視しているのではないかという推測があります。

さらに、全NPBから嫌われるような言動が目立つのも、その可能性をあえて強調するための戦略ではないかとも考えられます。

この記事では、田中将大投手がメジャー再復帰を目指す理由とその根拠やさらに推測の裏付けとなる証拠を探り、可能性をしらべて、お伝えしていきます。

Other free-agent hurlers will benefit from Tanaka deal https://t.co/GPdZ71tV7R @MLB
— カメハメハ大魔王 (@Jijiwaka_san) December 6, 2024

田中将大投手がメジャー再復帰を目指す理由

11月24日に楽天退団を発表してから、。田中将大投手が全球団に嫌われるかのような言動がめだつ。

その背景には、田中将大投手がメジャー復帰を視野に入れているのでは！？

田中将大投手が再復帰を視野に入れているのでは？以下の理由が考えられます。

MLB年金の魅力
MLBでは一定の出場期間を満たすことで、生涯にわたって受け取れる手厚い年金が支給されます。これに比べ、名球会は社会的名誉を得られるものの、直接的な金銭的支援はありません。田中将大投手が現役でプレーできる期間を最大限活用するなら、MLBでのキャリアを重ねる方が合理的といえます。

メジャーでの未練と評価の継続
メジャーリーグでの実績を持つ田中投手にとって、再びMLBのマウンドでプレーすることは、キャリアのさらなる充実や自己実現の一環と考えられます。また、メジャーでの評価が復帰後の契約や将来の解説者・指導者としての立場にも影響します。

田中将大投手がメジャー再復帰を目指す主な理由は、MLB年金制度の充実さにあります。

MLB年金制度の詳細
MLBでは、10年以上メジャー契約を結ぶと、現役引退後に生涯にわたって年金が支給されます。

この年金は非常に手厚く、MLBの選手にとって重要な収入源となります。

田中将大投手はMLBで7シーズンプレーしており、年金受給資格を得るまであと3シーズンが必要です。この状況が再復帰の大きな動機となっている可能性があります。

MLB年金制度は、日本のプロ野球年金と比較して圧倒的に優遇されています。

日本のプロ野球年金は2012年に廃止されています。名球会はボランティア事業。

MLBでは現役選手の労働組合が「世界最強の労働組合」と呼ばれるほど強力で、選手の権利を守っています。

この制度により、引退後の生活が安定するだけでなく、現役時代により集中してプレーできる環境が整っています。

世界最強の労働組合と言われる、メジャーリーグの年金を、田中選手はあと３年で受給資格を手に入れます。
受給資格を得るということは、メジャーリーガーのレジェンドの仲間入りと同等の意味があります。

では、簡単に世界最強の労働組合の内容をご案内します。

メジャーリーグの「終身年金制度」の特徴

MLB年金の魅力

メジャーの年金は、62歳から毎年約2200万～2300万円が死去するまで支給される「終身年金」。
年金受給を早めることも可能で、45歳から受け取れるが、その場合は金額が減額される。
支払いは12分割で、毎月約200万円が振り込まれる仕組み。

受給資格と条件

一軍選手登録（メジャー登録）

最低43日以上のメジャー登録が必要。
故障者リスト（DL）期間もメジャー登録日数に含まれる。
在籍日数が長いほど受給額が増加。

5年以上のメジャー在籍

最低5シーズンの在籍が必要で、年金額は在籍年数に応じて増加：
- 5年：満額の50％（約1000万円）
- 10年：満額（約2000万円）
一軍登録枠は各チーム40名に限られるため、10年間一軍に居続けるのはトップ選手のみ。

受給開始年齢

基本は62歳から支給開始。ただし45歳以降の早期受給も可能。
死亡後は配偶者が引き続き受給できる仕組み。

制度の背景と意義

メジャーで10年以上プレーする選手は高額年俸を得ていますが、引退後に破産するケースも多いため、万が一に備えた非常に手厚い制度。
「10年確定年金」もあり、受給者の生死に関わらず10年間の支給が保証される。

MLBの年金制度は、日本とは異なるプロ選手特化型の仕組みであり、その手厚さが引退後の安心感を支えています。

ちなみに2024年12月の時点で受給資格のある人は以下のとおりですが、大谷翔平選手はまだ資格がないんですね。

Yoko

田中マー君もこの顔ぶれを見たら、MLBに再復帰をしたくなりますよね。

満額受給資格（10年以上在籍）

野茂英雄
イチロー
松井秀喜
大家友和
ダルビッシュ有

部分受給資格

上原浩治、田沢純一、長谷川滋利: 在籍9年（90%、約1,800万円/年）
黒田博樹、松井稼頭央: 在籍7年（70%、約1,400万円/年）
松坂大輔: 在籍8年（80%、約1,600万円/年）

この投稿をInstagramで見る
メジャーリーグ観戦ドットコム(@mlbtoursjapan)がシェアした投稿

田中将大投手のメジャー再復帰を裏付ける証拠

田中将大投手は現役として活躍できると二人のメジャーリーグ経験者が証言

宮本慎也は佐々木投手のことをレポートする自身のYouTubeチャンネルでバッターは動体視力の問題で33歳以上は活躍しづらいが、投手は問題がないと田中将大投手の活躍の可能性を支持しているとコメント。

メジャー球団からの関心

一部の報道では、MLB複数球団が田中投手の現状に注目しているとされています。これにより、実際にオファーが届けば、田中投手が再びメジャーに戻る可能性が高まるでしょう。

米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は、田中将大投手について以下のように報じています：「タナカには1500～2000万ドル（約15億5300万円～20億7100万円）の価値があると考える球団が少なくとも1つはあるはずだ」

田中将大投手について以下のように報じています：「タナカには1500～2000万ドル（約15億5300万円～20億7100万円）の価値があると考える球団が少なくとも1つはあるはずだ」
引用元：米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」

「タナカは32歳で、キャリアにおいて最盛期ではないとはいえ、これからの数年間、彼がメジャーで安定した貢献者になれないと考える理由はわずかしかない」
引用元：野球専門の米データサイト「ファングラフス」

これらの記事から、MLB関係のメディアが田中将大投手の実力を高く評価し、メジャーでの活躍の可能性を示唆していることがわかります。直接的な復帰を望む声ではありませんが、メジャーリーグでの価値を認める内容となっています。

本人の発言と行動

過去のインタビューでは、田中投手が「メジャーに未練がある」と語ったことがあります。また、渡米時代のトレーニングを継続していることも、メジャー復帰への準備を怠っていない証拠と考えられます。

最近では、すべての球団に嫌われるような言動が目立ちます。

先日行われた、国際大会「プレミア12」の決勝日に合わせて楽天退団を発表したり、シーズン中にも関わらずニューヨークで行われた、MLBワールドシリーズ戦を夫婦で仲良く観にいく姿などが挙げられます。

「夫婦で危機感薄い」NYラブラブ2Sにも怒りの声…田中将大、楽天退団にファン憤り「4年25億円で20勝」（ピンズバNEWS） https://t.co/0Q0Yf5EyrA
— 有村(日本ワールドカップ2026⚽、優勝っッッっ！) (@DRAGON20140101) November 25, 2024